Tグループと私

JLTA(日本ラボラトリートレーナーの会)に参加してきました。
いつもお世話になっている方々はもちろん、関東や関西で活躍なさっている先輩たちとお会できたことは、とても刺激になりました。また、それぞれの方がずっとずっと取り組んでこられた実践に少しばかり触れることができました。

「この諸先輩方の取り組みの歴史の上に今自分は立っているんだなあ」と感慨深いものがありました。

中でも星野先生がお話して下さった「Tグループと私」は、一言一言が示唆に富んだものでとても印象深く心に残りました。

「絶滅危惧種」と呼ばれるTグループ(笑)、それは本当に豊かな学びの場で、また今世の中に必要なものであると思います。

しかし、そのフィロソフィーに反して、Tグループの歴史には陰の面があるのも事実。ST(感受性訓練)という名のもとに操作的な恐育が行われてきました。

過去の過ちとしてではなくいつどこにでも起こり得ることだと肝に銘じて、僕は諸先輩方のフィロソフィーと実践を引き継いでいかなければ、と思ったのでした。

多様なわたしたち、そのひとりひとりが真にいきいきと生きられる人間社会の在り様を目指して。