教育関連の方々を対象としたファシリテーションの研修を実施してきました。
業界を取り巻く様々な状況の変化によって、正規雇用が減っていく現代。
業界や関係者の将来を憂いて、使命感を持って仕事に取り組んでおられる方からの依頼。
僕や家族が暮らす地域のことでもあるので、何とか力になりたいと思って行ってきました。
研修1.5時間、相談1.5時間というかなり限られた枠の中で何がお伝えできるだろうかと、ずいぶんと頭をひねりました。
抱えている問題に目を向けると、確かに立場の違いを越えて解決せねばならない課題が見えてきます。
しかし、課題に注目しすぎても『〜ねばならない』という発想が頭を支配して、とても窮屈になってしまうように思います。
関係する方々が主体的に取り組めるように、
中心となる方々がその運動を楽しんで継続できるように、
みんながやりがいを持ってハッピーに取り組めるように、
僕なりにお伝えできることを話しました。
後日、依頼者の方からは『一人で焦らず周りの気持ちも大切にしながら取り組んでいこうと思います』という言葉を頂いた時は、本当に嬉しく思いました。