テーマ:「 植物油をめぐる消費者と生産者の問題 」
日時:2018年4月12日(木)19:00~22:00(18:45受付開始)
場所:長野市もんぜんぷら座301会議室
持ち物:筆記用具。
定員:先着20名
参加費:1,500円(当日受付でお支払い下さい)
ファシリテーター:河合宗寛
申し込み方法:wf@kawaimunehiro.comまでメールでお申し込み下さい。
内容:
今回の勉強会では、植物油脂を題材に、地球規模の問題を消費者である私たちの身近な問題として検討してみたいと思います。
私たちが普段口にしている様々な食品の原料に植物油脂が使われています。日本で消費される植物油脂は、ほとんどを輸入に頼っておりその量およそ265万トンにのぼります。消費量は今や飽和状態にあると言われています。また植物油脂は、「地球環境にやさしい」というイメージのもと植物由来せっけんの原料にもなっています。
一方の生産国に目を向けてみると、児童労働や熱帯雨林の減少など様々な問題が起こっています。歴史的、文化的、構造的な問題が複雑に絡み合って起こっているが故に、未だ解決策の見つからない問題です。
少なくとも、私たちが普段消費している食品や日用品が、誰の手によってどこでどのように生産されているのかを知ること、そして本当の意味で「地球にやさしい」とはどういうことかを考えることは小さな一歩になるのではないかと思います。
なかなか重たいテーマですが、グループワーク等を通じて楽しく学びたいと思います!
※当勉強会で使用する教材は、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。