「やり方」の踏襲ではなく、「あり方」の変化を引き出せたことが最大の成果

プラムネット株式会社 アウトドア共育事業部 統括リーダー 渡辺 直史 様

Q. プラムネット株式会社アウトドア共育事業部について教えてください。

A. プラムネット株式会社の主たる事業ドメインは「ものづくり」と「人づくり」の大きく2つがありますが、後者の「人づくり」に軸足を置いているのが、アウトドア共育事業部です。当事業部では主に、野外教育や体験活動の指導者・保育者・ボランティアの皆さまをサポートする次のような事業を展開しています。

・野外教育・アウトドア分野の最新情報の発信
・イベントや求人情報等の広報支援
・指導者のためのスキルアップ講座の主催・受託

Q. ファシリテーターを依頼しようと思ったきっかけは何でしたか?

A. 学校教育での「アクティブラーニング」導入の動きをはじめ、野外教育分野における「森のようちえん」や「プレーパーク」など、子どもの主体的な学び・遊びの場を提供しようとする動きは、今後も益々広がりつつあると感じています。一方そうした場においては、指導者・保育者に、ファシリテーターとしての役割が強く求められています。

ところが多くの指導者にとって、遊びや学びを(教え導くのではなく…)支援・促進するファシリテーションを学べる機会というものがあまりに少ないため、各現場では経験や勘だけに頼った手探りのファシリテーションが行われていたり、あるいは「見まもり」という形(=やり方)にこだわるあまり、本来体験の土台となるべき「安全」が損なわれてしまうような場面さえも、しばしば見受けられます。

そのような背景から、弊社の主催講座としてファシリテーター養成に取り組もうとした際に、子どもの体験活動(特に安全が重視される冒険教育)の分野でファシリテーターとしての豊富な経験を持ちながら、かつ後進への指導経験もあって、理論的な背景も解説できる講師として白羽の矢が立ったのが河合宗寛氏です。

Q. 具体的にどのようなご依頼内容でしたか?

A. 巷で入手できるファシリテーション関連の書籍等では、企業のミーティングに主眼を置いた、「合意形成」がその目的(=ゴール)であることが多いのですが、弊社の主催講座では子どもの体験活動を軸にした「学び」や「成長」を支援・促進するためのファシリテーションについて扱ってほしいとリクエストしました。それはまさに、河合講師自身が目指している方向性とも合致していたため、講座の内容全体を、ほぼ河合氏に一任するかたちで進めさせていただきました。

その際、1回限りの講座では、成果や満足に結びつけることが難しいので、複数回のシリーズにした方が良いのではないかと、河合講師の方からご提案いただきました。最終的に、3回シリーズとさせていただき、その都度座学とワークを通じて、知識と体験の両面からステップアップできるような講座をデザインしていただきました。Q. ファシリテーターを導入されて、どのような成果がありましたか?またどのような感想をお持ちですか?

Q. ファシリテーターを導入されて、どのような成果がありましたか?またどのような感想をお持ちですか?

A. 背景となる理論の解説がある一方で、どちらかと言えばワークやディスカッションを講座の中心に据えていただいたことで、「やり方」の踏襲ではなく、受講者自身の「あり方」の変化を引き出せたことが最大の成果ではないかと思います。そのことは「明日から子どもたちへの支援が変わる気がする」といった受講者の感想からも伺えます。また、「同じメンバーとのワークを繰り返すことを通じて”グループが成長している”実感を持てた」という感想からは、河合講師のアドバイス通り複数回に分けて実施したことが、学習効果と満足度につながっていると感じています。更に、「ムネさんの人柄の柔らかさが、とてもあたたかかった。」など、河合講師の人柄に感銘を受けた受講者も少なくなかったようです。

Q. ファシリテーターの依頼を検討している方に向けて一言お願いします。

A. 河合講師のファシリテーションを初めて体験される場合、最初のうち場面によっては、河合講師の対応が「少し不親切では?」と、感じて戸惑うこともあるかもしれません…(笑)が、実はその「戸惑い」も、学びのプロセスとしてあらかじめ想定されたものであると、後になって気づかれることと思います。
冒頭から結果や成果をあまり期待しすぎず、信じて最後まで取り組んでいただくことで、河合講師の持ち味が最大限に発揮され、そのファシリテーションに触れた方々の深い学びや成長につながると確信しています。


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