クライアントの声 新潟県司法書士会 関川様

体験学習を取り入れることで相談のスキルアップを期待できると思います

新潟県司法書士会 関川治子 様

Q. 新潟県司法書士会について教えてください。

A. 司法書士は、司法書士試験に合格しただけでは司法書士としての仕事はできず、事務所の所在地にある司法書士会(単位会)に登録しないと業務が開始できません。各都道府県には司法書士会(単位会)が必ず1つ(北海道は広域のため4つ)あります。

単位会の一つである新潟県司法書士会は、更に県内に支部を設けてあります。その一つに新潟支部があり、新潟県内で最も会員数が多い支部です。

Q. ウィルダネス・ファシリテーションに依頼しようと思ったきっかけは何でしたか?

A. 市民の皆様の自己の権利義務に対する考え方が変化し、司法書士に対する依頼内容や司法書士の仕事に対する認識も変化してきました。そのため、司法書士と依頼者の皆様との間の信頼関係構築や業務の対処方法も従来とは違った手法やアプローチを模索する必要性を感じたためです。

Q. 具体的にどのようなご依頼内容でしたか?

A. 上記に鑑み、司法書士業務の第一歩ともいえる相談業務を見直し、さらに充実したものにすべく「相談の質向上に役立てるコミュニケーション」に関する研修を実施して頂きました。

Q. ウィルダネス・ファシリテーションを利用されて、どのような成果がありましたか?またどのような感想をお持ちですか?

A. これからの司法書士は専門職能として専門的スキルと人間関係スキルの両方が高いレベルで必要とされていると思います。よって、今後は上記のような研修が必須になると感じます。本研修では、体験学習に慣れていない受講者も多かったですが、講師がゆっくりと焦らず、個々の疑問に答えながら講座を進めてくれたお陰で、楽しく受講できました。 受講者からもいつもの座学研修とは違って楽しかったとの声が聞かれました。

新潟県司法書士会新潟支部長からも下記の感想を頂戴しました。
支部の研修はだいたい講師と対面式で一方的に講義を受けているということが多く、あまり刺激もなくマンネリ化したものとなっていたかもしれません。ところが、今回は支部会員の受講生同士での対話があり普段あまり交流が無い人と会話ができてその人柄などもわかるようになり、且つ適度の緊張感を持ちながら研修を行えたのではないかと感じました。また、司法書士にとって相談者との対話を通じてその人が何を考えているのかを知るということは大事なことだと思っています。相談のスキルアップについては、実際の相談経験を積むことも大変重要なことですが、それとともに別の独自の視点を持ったウィルダネス・ファシリテーションのような体験学習も取り入れていくことも相談のスキルアップに効果を期待できると思っています。

Q. ウィルダネス・ファシリテーションへの依頼を検討している方に向けて一言お願いします。

A. まずお勧めしたいのは、講師の人柄の良さです。どんな人でも受け入れてくれるような度量があります。スキル偏重・理論偏重ではなく、安心できる場で自己及び他者との人間関係を深く考える機会を持つことができるのではないでしょうか?

 


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