上位目標を意識
組織の目標達成のために内部の関係性に目を向けることは重要ですが、時としてそれは組織本来の目的を見失うことになりかねません。組織の外側や他の関係者、組織の顧客にも目を向け、コンサルテーションが組織の目標達成や広く社会にとってプラスになっているのかを点検しながら取り組みます。対処すべきジレンマと解決すべき問題とを区別することを心がけています。
持続発展性と学習能力向上
コンサルテーション終了後も、その成果が持続・発展していくことに重きを置きます。一過性の変革を目指すのではなく、常に組織がナマの出来事から学び自己革新していく力をつけることを目指します。取り巻く環境の変化が激しい現代に万能の方法論はありません。常に状況変化に応じて自己革新していくことが求められるからです。
多様性を生かす
「違う」ということは、時に葛藤や対立を引き起こします。しかし「同質である」ということは楽である反面、新たな発想は生まれず、裸の王様化やマンネリ化を招く恐れががあります。「違う」ということは、時に刺激となって、創造性、活力をもたらし、アウトプットの質を高めてくれます。対話によって多様性を正のエネルギーに変換して効果的に活用します。
人間尊重
当方の前提となる人間観です。 人間は、単なる経営資源(ヒト、モノ、カネ)の一部ではなく、ひとりひとりが心を持った生身の存在であると考えます。目標達成のためなら社員の健康状態悪化も止む無しとするのは×。 「人は自己実現のためには、創造性を発揮し、自ら行動する」という人間信頼の立場をとります。
民主主義
ものごとを決定して動かすときには、出来る限り関係者全てが参画し、少数意見も取り入れた意思決定を大切にします。専制的な場合よりも、意思決定の質が高まり、実行段階での行動の質も高まります。また、意思決定に対する納得度は、組織に対する満足度に繋がり、健全な組織作りには欠かせないからです。
協働共育的アプローチ
あくまで主体はお客様自身です。コンサルタントが正解や処方箋を持っているのではなく、コンサルタント自身も多様性の一片としてお客様と一緒に変革に取り組んで参ります。コンサルタントの在り方や価値観も触媒として活用しながら、お客様組織が持っているポテンシャルを開発し顕在化する支援をします。